皆さんこんにちは!
TreasureShipの更新担当の中西です。
~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~
就労継続支援A型では、利用される方だけでなく、支援員や職業指導員など多くのスタッフが協力しながら毎日の仕事を進めています。
利用される方が安心して働くためには、スタッフ同士の「引き継ぎ」がとても重要です。✅
今日はどんな様子だったのか。
どの作業まで進んだのか。
困っていたことはないか。
次回どんなサポートが必要なのか。
こうした情報がつながることで、スタッフが変わっても安定した支援につながります。
まずは仕事の進捗を共有する
作業には、
今日はここまで終わった。
この部分はまだ途中。
次回はこちらから再開する。
進捗があります。
担当したスタッフだけが知っている状態では、次の人が最初から確認し直さなければなりません。
どこまで進んだのかを分かりやすく共有することで、利用される方もスムーズに仕事を再開できます。✅
できたことも引き継ぐ
引き継ぎというと、
ミスがあった。
困っていた。
注意が必要。
マイナスの情報ばかりになりがちです。
しかし、
今日は一人で最後までできた。
作業速度が上がった。
自分から確認できた。
良かったことも大切な情報です。✨
次のスタッフが、
「昨日ここまでできたんですね」
と声を掛けることができれば、本人の自信にもつながります。☺
苦手な部分は“対応方法”まで共有する
「この作業が苦手です」
という情報だけでは十分ではありません。
説明を一つずつすると分かりやすい。
最初に見本を見せると取り組みやすい。
チェック表があると確認しやすい。
どんな方法なら働きやすいのかまで引き継ぐことが大切です。✅
同じ人に対してスタッフごとに対応が大きく違うと、本人も戸惑ってしまいます。
本人の希望をチームで共有する
利用される方から、
この仕事をもう少しやってみたい。
別の作業にも挑戦したい。
最近この部分が難しい。
相談を受けることがあります。☎
その話を聞いたスタッフだけで止めず、必要な範囲でチームへ共有します。
本人の希望を支援計画や日々の仕事へつなげるためにも、スタッフ同士の連携が重要です。✅
体調の変化に気づいたとき
仕事中に、
いつもより元気がない。
疲れているように見える。
集中が続きにくい。
普段との違いに気づくことがあります。
その際には、必要に応じて本人へ確認し、無理をしていないかを見ます。
そして次のスタッフへ、
今日は少し疲れている様子でした。
必要な情報を引き継ぎます。✅
決めつけではなく、実際に確認した内容を共有することが大切です。
本人の言葉を大切にする
引き継ぎでは、
本人がこう思っているはず。
という推測だけで情報をつくらないことが重要です。
「本人からこういう相談がありました」
「今日はこう話していました」
できるだけ本人の言葉を大切にします。✅
支援者側の見方だけで決めてしまわず、本人の意思を中心に考えることが重要です。
作業方法の変更は全員へ
これまでの方法では分かりにくかったため、
手順を変えた。
場所を変えた。
チェック方法を変えた。
改善を行うことがあります。
しかし一部のスタッフしか知らなければ、次の日には以前の方法へ戻ってしまいます。⚠
変更した理由と新しい方法をチームで共有します。✅
ミスがあったときは責めるより原因を見る
作業ミスが起きた場合、
なんで間違えたの?
だけでは次につながりません。
説明が分かりにくかった。
作業量が多かった。
確認方法がなかった。
さまざまな理由が考えられます。
何が原因だったのか。
次はどうすれば良いのか。
チームで考えることが重要です。✅
ミスを本人だけの問題にしないことも大切な支援です。
スタッフによってルールを変えない
あるスタッフは大丈夫と言う。
別のスタッフはだめと言う。
これでは利用される方が混乱してしまいます。⚠
仕事のルール。
休憩方法。
確認方法。
基本的な対応については、スタッフ同士で認識をそろえることが大切です。✅
もちろん個別の配慮は必要ですが、基準そのものが日によって変わらないようにします。
休憩の取り方も共有する
長時間集中しすぎる。
休憩を忘れてしまう。
適度に休むことで働きやすくなる方もいます。
「この時間に一度声を掛けると良い」
など、働きやすくするための情報も共有します。✅
無理を続けてもらうのではなく、安定して仕事を続けられることが大切です。
人間関係の小さな変化にも気を配る
チームで仕事をしていると、
言葉の受け取り方。
役割分担。
小さなすれ違いが起こることがあります。
大きなトラブルになる前に、
最近困っていることはないですか?
声を掛けることが大切です。☺
必要な内容はスタッフ間で共有し、安心して働ける環境を整えます。
プライバシーへの配慮も忘れない
引き継ぎは重要ですが、何でも全員へ話せば良いわけではありません。⚠
利用される方の個人的な情報は、支援に必要な範囲で適切に取り扱うことが重要です。
本人の尊厳を大切にしながら、必要なスタッフへ必要な情報をつなぎます。✅
安心して相談できる関係を守るためにも大切です。
外部との連携内容も共有する
必要に応じて、ご家族や関係機関などと連携する場合があります。
その際も、
どんな内容を確認したのか。
今後どのように対応するのか。
必要なスタッフが分かるようにします。✅
事業所内と外部の支援がバラバラにならないよう、本人を中心に情報をつなげることが重要です。
ヒヤリとしたことも共有する
作業中につまずきそうになった。
荷物を落としかけた。
設備の使い方で迷った。
事故にならなかったことも大切な情報です。⚠
今回は大丈夫だった。
で終わらせず、
環境を変えられないか。
説明方法を変えられないか。
次の安全につなげます。✅
新人スタッフへ“その人らしさ”まで伝える
新人スタッフには、
この方はこの作業をします。
という情報だけではなく、
丁寧な説明があると安心しやすい。
自分のペースで確認すると力を発揮できる。
その人が働きやすくなるポイントまで伝えることが大切です。☺
ラベルではなく、一人の働く仲間として理解することが重要です。
“支援を引き継ぐ”から“安心をつなぐ”へ
就労継続支援A型では、スタッフが変わっても利用される方の働く場所は続いていきます。
昨日できたこと。
今日困ったこと。
明日挑戦したいこと。
一つひとつを正確につなぐことで、
安心して仕事へ来られる。
自分のことを分かってもらえている。
そう感じていただきやすくなります。⭐
良い引き継ぎとは、単なる業務連絡ではありません。
利用される方の努力や変化、希望を次のスタッフへつなぎ、チーム全体で成長を支えることです。
これからも情報共有を大切にしながら、一人ひとりが安心して働き続けられる就労環境をつくっていきたいと思います。✨